ピアノはいつピアノになったか?
(付録CD「歴史的ピアノの音」)


伊東 信宏 編
(大阪大学大学院文学研究科助教授)


四六判・並製・280頁 
定価1,785円(税込)
ISBN978-4-87259-234-4[2007]


 約300年前に誕生したピアノはハイドン、ベートー
ヴェン、ショパン、リストなどの作品や演奏法にも影
響を及ぼしながら変化をとげてきた。
  現代の黒くて重厚なピアノに至るまでの歴史を知
ることによって、ピアノが本来もっていたはずの多彩
な可能性が聴きとれるようになる。
 付録CD「歴史的ピアノの音」では、「フォルテピ
アノ」のための最初のソナタ、ベートーヴェンの大胆
な実験的音楽「月光」、シューベルトらしい歌謡性
にあふれた「楽興の時」、ショパンのノクターンを、
それぞれ当時のピアノ演奏により聴くことができる。
 ピアノ愛好家、音楽史研究者、ピアニスト必読
の書。

ピアノの誕生………………………… 松本 彰

ハイドンの奇想……………………… 伊東信宏

ベートーヴェンのもう一つの顔…… 渡辺 裕

シューベルトの悩み………………… 村田千尋

鍵盤の上のベルカント〜ショパンとオペラ 
…………………………………… S.ギニャール

ヴィルトゥオーソ狂詩曲!………… 岡田暁生

1920年代 ピアノの諸相……………小沼純一

自動演奏ピアノを巡って…………… 三輪眞弘