新国連論
―国際平和のための国連と日本の役割―

神余隆博(元大阪大学国際公共政策研究科教授 外務省欧亜局審議官)著
A5判・並製
304頁・本体2427円 税込価格2548円
ISBN4-87259-013-9 C1031 [1995]

国連の創立五十周年を期して刊行された本書は人間と国家と地球の安全のために,21世紀の国連と日本のあるべき姿を考えるうえでの貴重な材料を提供している.著者の豊富な実務経験から得た情報と確かな記述は,まだ生々しい現状を読者に伝える.
国益の追求が同時に国際公益の実現につながるような場を国連は提供してくれるという認識のもとに,日本は何をなすべきかを明確に答えている.巻末資料は最新のものに基づく.
主要目次
  <1部>ポスト冷戦と国連
  冷戦の終焉と不安定な国際秩序/国連の普遍化/国連が抱える諸課題
  <2部>国連改革の論理
  安保理改組/総会/旧敵国条項削除問題
  <3部>紛争解決と平和維持に関する国連役割
  集団安全保障と集団自衛権/日本の立場/国連平和維持活動/今後の課題
  <4部>国際平和協力と日本
  国際平和協力法への道/概要と主要論点/国際平和協力参加のケーススタディー
  <5部>国連と日本
  国連を失敗させないために/多国間主義としての国連外交/新しい国家像を求て

推薦の言葉 明石康
本書は、人間と国家と地球の安全のために、21世紀の国連と日本のあるべき姿を考える上での貴重な材料を提供している。著者の豊富な実務経験から得た情報と確かな記述は、まだ生々しい現状を読者の眼前に展開することであろう。