四六判・上製
310頁・本体3500円 税込価格3675円
ISBN4-87259-064-3 C1023 [1999] |
 |
徳川綱吉を「偉大で卓越した支配者」と評したのはドイツ人医師で博物学者のケンペルである.彼は元禄期に来日し3度綱吉に謁見したが,その印象は通例の評価とは全く異なっている.
また,ケンペルの著書『日本誌』は,日本の社会・政治・宗教・動植物を観察,ヨーロッパ人の日本研究に大いに貢献した.
本書は,世界史の視点で元禄日本を見たケンペルについての最新の研究成果である. |
 |
1章 |
序章:遥かなる目的地
[B.M.ボダルト=ベイリー] |
| 2章 |
『日本誌』を書いたのは誰か
[B.M.ボダルト=ベイリー] |
| 3章 |
日蘭仲介者への注解
ケンペルの日本人協力者
[P.v.d.フェルデ] |
| 4章 |
失われた過去の習慣
日本の天皇についてのケンペルの奇妙な記述
[C.ブラッカー] |
| 5章 |
ケンペルの名を得た植物
日本植物史についてのケンペルの研究
[W.ムンチック] |
| 6章 |
『日本誌』史
ケンペル『日本誌』原稿の購入と出版
[D.マサレラ] |
| 7章 |
イメージの変換
ケンペル『日本誌』に見られる挿し絵と版画
[J.シュマイサー] |
| 8章 |
終章:探求心と知性の人びと
[D.マサレラ] |