かきつばた―土田麦僊の愛と芸術―

柏木加代子(京都市立芸術大学教授 文博)著
A5判・上製 224頁 本体5,700円 税込価格5985円
ISBN4-87259-091-0 C3070 [2003]


パリ近郊の風景の中で生まれた日本画
 「舞妓の麦僊」として知られた日本画家の才能の開花を追う。天賦の画才と師の下での修行、さらに当時の西洋絵画からも学ぶために渡欧、そして画家の創作意欲をかき立てる美しい娘との出会いへ。仏文学者が往復書簡を訳し、書き下ろした麦僊画論の真髄。

 
主要目次
1

画家麦僊の誕生
 佐渡の神童と明治日本画壇/
 「紫式部」/京都画壇への入門

2 麦僊と西洋美術
 文展時代/国展時代とイタリア紀行
3 麦僊とパリ
 「習作」と「巴里の少女」
 アンリエット・コルディエと「愛の書簡」
 「巴里の女(未刊)」
4 パリの余韻
 「舞妓林泉図」/「大原女」
5 杏村と麦僊
 写実と写意/恋愛と芸術

6

「燕子花」―結論にかえて―
  【参考資料】土田麦僊略歴年表
        参考文献一覧