【阪大リーブル010】
ロシア 祈りの大地

津久井定雄・有宗昌子 編
四六判・並製
296頁・税込定価2205円(本体2100円)
ISBN978-4-87259-247-4 C1314 [2008]


「宗教の復興」を点描する 
ロシアの心のスケッチ集


無名の人びとの祈り
初めてふれる、近くて遠い隣人の想い。


 

【主要目次】



はしがき

鐘楼のある風景‐序にかえて
(有宗昌子)
 
第1部 大樹の正教、その広い影

1 今日のロシア正教会と国家

(ニコライ・シャブーロフ)


2 祈りの言語への思い
‐教会スラヴ語からロシア語化への試み


(有宗昌子)


3  ある戦争忌避者と母の「罪と罰」
‐チュフライの映画『泥沼』を見て



(前田恵)

4 トルストイの「破門」
‐現代ロシアへの問いかけ

(津久井定雄)


5 忘れられたカレリア語の聖書
‐北辺の民族の悲哀


(須佐多恵)


第2部 宗教マイノリティー
の祈り


6 古儀式派の信仰に生きる人びと
‐モスクワでのインタビューから


(宮崎衣澄)


7 信仰と民族のはざまで
‐ロシア人ユダヤ教徒のこれからの道


(リュドミーラ・ジューコワ)


8 ウラジオストクのプロテスタント
‐破壊のあとに生まれた絆


(松本かおり)
 
第3部 信仰の広がりとゆかり

9 二十世紀のグルジア正教の奇跡者たち

(イルマ・ラティアニ)

10 イスラームはタタール人亡命者とともにロシアから

(重親知左子)

11 日本文学のなかのニコライ堂
‐東京空間への出現と埋没

(上田恭寿)
   
あとがき
執筆者紹介