全ての書籍 歴史・地理/適塾・懐徳堂関連 懐徳堂とその人びと
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懐徳堂を近世大坂の町人文化のなかで位置づけると共に,個性あふれる学風やその人びとについてやさしく紹介する.
出版年月 | 1997年10月 |
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ISBN | 978-4-87259-028-9 C1023 |
判型・頁数 | 四六判・150ページ |
定価 | 本体1,500円(税込1,650円) |
在庫 | 在庫あり |
懐徳堂は,1724年に大坂の有力町人が教養のために開設した私塾であったが,のち官許を得て大坂学問所となり,近世日本の思想史の上でもっとも独創的な思想家と評される富永仲基・山片蟠桃らを輩出した.
本書は,懐徳堂を近世大坂の町人文化のなかで位置づけると共に,個性あふれる学風やその人びとについてやさしく紹介する.
1章 懐徳堂の創建 (創立前史/創建)
2章 懐徳堂の人びと;懐徳堂の学問を育てた人びと
(三宅石庵/中井甃庵/五井蘭洲/中井竹山/中井履軒)
3章 町人学者;懐徳堂に学んだ人びと
(富永仲基/山片蟠桃/草間直方)
4章 懐徳堂の展開とその終焉
(世代の交代/懐徳堂の終焉)
5章 近代での復興
(復興への希望と重建懐徳堂/戦後の懐徳堂)
脇田修(ワキタ オサム)
1931年大阪府に生まれる
1958年京都大学大学院博士課程(史学科)退学 文学博士
1984年大阪大学文学部教授
懐徳堂記念会理事・評議員
1994年大阪大学名誉教授
岸田知子(キシダ トモコ)
1947年兵庫県に生まれる
1975年大阪大学大学院博士課程(哲学科)退学
1997年高尾山大学教授
2005年中央大学教授