全ての書籍 人文科学/文学 アリストテレス『詩学』の研究 下
紙 版
天に神を頂かず、地にポリスをもみず
詩の構成こそが詩の「魂」である
出版年月 | 2000年11月 |
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ISBN | 978-4-87259-055-5 C3098 |
判型・頁数 | A5判・490ページ |
定価 | 本体10,000円(税込11,000円) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
![](book_images/ISBN978-4-87259-055-5.jpg?d=0116)
"アリストテレス『詩学』は,古代ギリシア劇論・詩 論としての歴史的・地域的制約を超越していまなお 世界に刺激を与えつづけている.この古典をライフ ワークとして研究してこられた著者が,ルネサンス 以来なされてきた 2000 を越える世界の研究成果を 参照し,アリストテレスの全哲学体系のなかに位置 づけ,文芸学や演劇学の普遍的な原理として再評価 していく.
畢生の労作、ここに完結."
"下巻─『詩学』の背景と後代
1章 『詩学』におけるホメロス
2章 悲劇とヒュブリス
3章 悲劇と神々
4章 悲劇の内と外
5章 悲劇とディオニュシア
6章 悲劇とポリス
7章 悲劇と時間
8章 コルネイユとレッシング
9章 悲劇の女性たち
10章 喜劇の女性たち
"
當津武彦(トウヅ タケヒコ)
1924年西宮市に生まれる
1949年京都大学文学部哲学科卒業
1963年大阪樟蔭女子大学教授
1975年大阪大学文学部教授
1980年文学博士
1988年大阪樟蔭女子大学学長
現在 大阪大学名教授、大阪樟蔭女子大学名誉教授