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紙 版
懐徳堂にみる江戸文化の親孝行とは
出版年月 | 2009年02月 |
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ISBN | 978-4-87259-243-6 C1321 |
判型・頁数 | 四六判・232ページ |
定価 | 本体1,800円(税込1,980円) |
在庫 | 在庫あり |
「家族」を見直す新鮮な手がかり
江戸時代の葬送儀礼や落語、森鴎外が題材にした大坂の親子事件等のなかに、道徳心の退廃や家族の崩壊の原因を探る。
まえがき(湯浅邦弘)
一 江戸時代の親孝行
1 森鴎外と五孝子事件(湯浅邦弘)
(1)かつらや事件
(2)「孝」とは何か
2 孝子の顕彰 (佐野大介)
(1)孝子と貞婦
(2)中国の孝行譚
(3)顕彰運動の広がり
二 江戸文化にみる親孝行(佐野大介)
1 舞台芸術
(1)浄瑠璃
(2)能
(3)狂言
2 落語
3 工芸
三 終わりなき「孝」
1 祖先を祀る(湯浅邦弘)
(1)「祠堂」−祖先祭祀の空間
(2)懐徳堂の祭祀空間
2 理想の葬礼(黒田秀教)
(1)仏葬
(2)神主に記す親の名前
四 「孝」辞苑(池田光子)
参考文献・掲載図版一覧
湯浅邦弘(ユアサ クニヒロ)
【刊行時】
大阪大学大学院文学研究科教授