全ての書籍 哲学・思想・宗教 かたちある生
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権力,物語,教育,そして倫理の根源ともいうべきこのアポリアを,アドルノを中心にした批判理論の系譜から読み解く.
出版年月 | 2013年03月01日 |
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ISBN | 978-4-87259-419-5 C3037 |
判型・頁数 | A5判・420ページ |
定価 | 本体6,800円(税込7,480円) |
在庫 | 在庫あり |
権力,物語,教育,そして倫理の根源ともいうべきこのアポリアを,アドルノを中心にした批判理論の系譜から読み解く.カント,ワーグナー,ニーチェ,ハーバーマス,サイード,ホネット,デリダ,バトラー.難解で知られるフランクフルト学派最重要人物の思想を膨大な文献と大胆な人物相関図から徹底的に論じ,ビオグラフィーの哲学という新地平を切り開く.
アドルノという気がかり
全体制の幻想 アドルノとワーグナー
生の肯定か否定弁証法か ニーチェとアドルノ
アドルノの「自然史」について その理論的可能性と再検討
知識人の住まう風景 アドルノとサイード
震える理性 アドルノはカントから何を学んだか
非同一的なものの承認 アドルノからホネットへ
生命倫理の時間論 生活史をめぐって(1)
非同一的な時間の承認 生活史をめぐって(2)
制度の道徳的基礎づけは可能か ホネット承認論の現在
何が「君自身について物語れ」と命じるのか
オートフィオグラフィー・ビオフラフィー・ビオポリティーク
アドルノとは誰か ビオフラフィノビオポリティーク
入谷秀一(ニュウヤ シュウイチ)
大阪大学大学院文学研究科 助教