越境する想像力
鈴木暁世 著
紙 版
大正期、アイルランド文学が盛んに翻訳された。それらが日本人文学者によって、どのように受容され、変容していったのか。さらに、ア
出版年月 | 2014年02月 |
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ISBN | 978-4-87259-459-1 C3091 |
判型・頁数 | A5判・244ページ |
定価 | 本体4,700円(税込5,170円) |
在庫 | 在庫あり |
大正期の日本では、アイルランド文芸復興期の文学・戯曲が盛んに翻訳・紹介されるという「流行」現象が起きた。アイルランド文学が芥川龍之介、菊池寛、西條八十、伊藤整らの文学者によって、どのように受容され、変容していったのか。さらに、アイルランドへの日本近代文学の逆輸入現象が引き起こされた要因を、現地調査での知見に基づいて追跡し、世界文学の潮流の中にある日本近代文学の姿を活写する。図版資料多数。
鈴木暁世(スズキ アキヨ)
書評・紹介 2014年8月12日
『越境する想像力』
『図書新聞317号』(評者:佐藤亨氏)