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医療通訳士という仕事

ことばと文化の壁をこえて

中村安秀南谷かおり 編著

紙 版電子版

医療通訳の日常の実践現場と、外国人の保健医療や多文化共生という理論をつなぐものとして「医療通訳士」の役割と実際を紹介。

出版年月2013年10月01日
ISBN978-4-87259-464-5 C3080
判型・頁数 A5判・206ページ
定価本体1,900円(税込2,090円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

医療通訳の日常の実践現場と、外国人の保健医療や多文化共生という理論をつなぐものとして「医療通訳士」の役割と実際を紹介。外国人に対する医療や、多文化コミュニケーションに関心をもつすべての人に、医療通訳士の仕事を理解してもらいたい。

【執筆者】
西村明夫、飯田奈美子、沢田貴志、村松紀子、西山利正、エレーラ・ルルデス、竹迫和美、李節子、重野亜久里、伊藤美保、瀧澤清美、吉富志津代、寺嶋幸司、小笠原理恵

はじめに
第一部 医療通訳士とは何か
1章医療通訳士の必要性と重要性 −外国人に対する保健医療の現状と課題—
2章医療通訳士に求められる共通基準 
3章医療通訳士倫理規定を読み解く
4章医療通訳士の教育研究システム
第二部 医療通訳士の役割
5章病院における医療通訳士の役割
6章コミュニティ活動における医療通訳士の役割
7章メディカルツーリズム(医療観光、国際医療交流)の将来性と医療通訳士の必要性
8章外国人患者からみた医療通訳士の役割
9章米国における医療通訳士の発展の軌跡から学ぶ
第三部 医療通訳士活動の実際
10章自治体における医療通訳士教育について
11章「医療通訳」を創る −医療通訳制度、人材育成、社会環境づくり−
12章外国人集住地区における医療通訳派遣システム −東海地方−
13章ITを利用した医療通訳システム
14章コミュニティビジネスとしての医療通訳
15章視覚障害者の医療シーンにおける情報保障の課題
おわりに

中村安秀(ナカムラ ヤスヒデ)

大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻国際協力学教授
1952年和歌山県生まれ。77 年東京大学医学部卒業。小児科医
都立病院小児科、保健所勤務などを経験し、その後国際協力機構(JICA)の母子保健専門家としてインドネシアに家族連れで赴任。以後も、UNHCR パキスタン事務所でアフガン難民医療に従事するなど、途上国の保健医療活動に取り組む。東京大学小児科講師、ハーバード大学公衆衛生大学院研究員などを歴任NPO 法人HANDS の代表理事、2009 年に設立された医療通訳士協議会の初代会長を務める。
「国際協力」「保健医療」「ボランティア」をキーワードに、学際的な視点から市民社会に役立つ研究や教育に携わっている。どこの国にいっても子どもがいちばん好き

南谷かおり(ミナミタニ カオル)

地方独立行政法人りんくう総合医療センター国際診療科部長。大阪大学医学部付属病院未来医療開発部特任准教授、国際医療センター副センター長
11 歳から父親の転勤でブラジルに渡り、現地の高校、国立大学医学部を卒業してブラジル国医師免許を取得し、現地で勤務。1992 年に帰国し、大阪大学医学部付属病院放射線科に入局。その後、医師国家試験予備試験、国家試験を経て1996 年に日本国医師免許を取得
自らポルトガル語、スペイン語、英語の医療通訳も行うが、2006 年の国際外来開設時から病院で通訳者を採用し、現在60 数名の4 言語からなる医療通訳者の教育と独自の認定に携わっている。一般社団法人りんくう国際医療通訳翻訳協会IMEDIATAの代表理事を務める

NEWS・イベント・書評等

書評・紹介 2023年6月4日

『医療通訳士という仕事』(編著者:南谷かおり先生)「情熱大陸」出演

医療通訳士という仕事』の編著者のおひとり、南谷かおり先生が、「情熱大陸」に出演されました。


 2013年12月9日

『医療通訳士という仕事』が第2885回日本図書館選定図書に選ばれました。