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専門日本語ライティング教育

論文スキーマ形成に着目して

村岡貴子

紙 版電子版

大学院レベルの外国人日本語学習者のライティング能力向上のため、今後の教育実践への課題と展望を提示する。

出版年月2014年10月01日
ISBN978-4-87259-486-7 C3081
判型・頁数 A5判・218ページ
定価本体3,400円(税込3,740円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

大学院レベルの外国人日本語学習者のライティング能力向上のため、論文とは、研究とは何かの概念知識の総体である「論文スキーマ」形成過程を、多数の文章データのほか、学習への意識変化を問うインタビュー、他者の文章を評価するテキスト分析タスクによる教育成果等の多くのデータから分析し、今後の教育実践への課題と展望を提示する。人気テキスト『論文作成のための文章力向上プロクラム』の背景をなす学術書である。

第1章 本研究の背景と目的
1.1 第二言語ライティング教育研究の概観
1.2 日本語教育学分野でのライティング教育研究の概観
1.3 本研究の目的と概要
第2章 本研究の対象、方法および構成
  2.1 本研究の対象と方法
  2.2 本論文の構成
第3章 専門日本語教育における論文作成支援に資する先行研究の概観
3.1 「専門日本語」の定義
  3.2 「専門日本語」の示す範囲
3.3 「専門日本語」に関する先行研究の概観
  3.4 本研究における「専門日本語」
  3.5 専門日本語教育と一般専門日本語教育
  3.6 専門日本語教育としての論文作成支援に資する文章構成と論理展開に関する先行研究の概観
  3.7 本章のまとめ
第4章 大学院レベルの日本語学習者が作成した文章の表現・語彙に関する問題分析
 4.1 専門日本語ライティングのための表現指導の問題
 4.2 文章の構成や論理展開にかかわる表現指導の課題
4.3 本章のまとめ
第5章 大学院レベルの日本語学習者の文章における構成と論理展開に関する問題分析
 5.1 学習者の文章の問題点に関する研究の概観
 5.2 学習者の文章に見られる構成と論理展開に関する問題分析
 5.3 学習者文章の問題分析からの示唆
 5.4 本章のまとめ
第6章 専門日本語ライティング能力の獲得を目的としたテキスト分析タスク活動‐スキーマ形成を目指して
6.1 調査の目的と概要
6.2 ライティング活動を通じた論文スキーマ形成
6.3 テキスト分析タスクを用いた授業実践
6.4 調査の概要
6.5 結果
6.6 考察
  6.7 専門日本語ライティング教育への示唆
6.8 本章のまとめ
第7章 テキスト分析タスク活動時における学習者コメントの分析
7.1 調査の背景と目的
7.2 調査の概要
7.3 結果と考察
7.4 本章のまとめ
第8章 結論
8.1 まとめと総合的考察
8.2 今後の課題

村岡貴子(ムラオカタカコ)

大阪大学国際教育交流センター教授。博士(言語文化学)。
専門分野:日本語教育学、アカデミック・ライティング教育研究、専門日本語教育研究。
主な著作:『論文作成のための文章力向上プログラム —アカデミック・ライティングの核心をつかむ—』(村岡貴子・因京子・仁科喜久子著、大阪大学出版会、2013年)、「研究留学生のための専門日本語ライティング教育の可能性」(単著、仁科喜久子監修『日本語学習支援の構築 —言語教育・コーパス・システム開発—』凡人社、2012年)、「専門文章作成支援方法の開発に向けて —スキーマ形成を中心に—」(村岡貴子・因京子・仁科喜久子著、 『専門日本語教育研究』(専門日本語教育学会)第11号、2009年)他。

NEWS・イベント・書評等

書評・紹介 2015年3月6日

『専門日本語ライティング教育』

『日本語学2015.3』(明治書院)「新刊クローズアップ」にて紹介されました。