紙 版
公共の価値の「公正でオプティマルな共有」の実現に向けての公共政策の役割について模索する。シリーズ第2巻。
出版年月 | 2018年03月01日 |
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ISBN | 978-4-87259-544-4 C3331 |
判型・頁数 | 四六判・278ページ |
定価 | 本体2,500円(税込2,750円) |
在庫 | 在庫あり |
グローバル化が進むなか、人々が豊かで幸福な生活を実現するため、公共政策はいかにあるべきか?国が富の創出を目指しつつ、貧困、格差、紛争、環境などの課題を解決するためには、公正で合理的な制度の構築だけでなく、国家間、コミュニティ間、個人間の利害の調整や制度の調和を実現する必要がある。本書では、公共の価値の「公正でオプティマルな共有」の実現に向けての公共政策の役割について模索する。シリーズ第2巻。
第1章 グローバル社会におけるインフラの役割
第2章 経済のグローバル化がもたらした金融政策の限界
第3章 国連安全保障理事会改革─アカウンタビリティの三つの属性から考える─
第4章 法の国際的統一と国際取引の促進
第5章 エコラベルと国際通商─持続可能な消費と生産を考える─
第6章 法の支配を通じた持続可能な発展─米墨関係におけるコロラド川の水紛争からの展望─
第7章 グローバルな脱貧困と援助政策
第8章 貧困、開発、援助─イメージと現実とのギャップ─
第9章 経済発展と産業構造変化
星野俊也(ホシノ トシヤ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科招聘教授
専門 国際関係論:国連研究(国際の平和と安全、紛争研究・平和構築)
大槻恒裕(オオツキ ツネヒロ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
専門 開発経済学、環境経済学
村上正直(ムラカミ マサナオ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
専門 国際法、国際人権法
赤井伸郎(アカイ ノブオ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
専門 公共経済学、財政学、新公共経営、パブリック・ガバナンス
後藤正之(ゴトウ マサユキ)
長崎県立大学地域創造学部実践経済学科教授(前大阪大学大学院国際公共政策研究科教授)
専門 経済統計(国民経済計算、景気動向指数、法人企業統計)
蓮生郁代(ハスオ イクヨ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
専門 国際行政論(国連行政)、グローバル・ガバナンス論(公的アカウンタビリティーの研究)
野村美明(ノムラ ヨシアキ)
大阪大学名誉教授
専門 国際取引法、国際私法;国際経済法、紛争解決法(交渉、仲裁)、リーダーシップ
内記香子(ナイキ ヨシコ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授
専門 国際経済法;WTO 法、貿易と環境問題、規制とガバナンス
松本充郎(マツモト ミツオ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授
専門 行政法・環境法、日米水法・土地法・エネルギー法の比較研究
神谷祐介(カミヤ ユウスケ)
龍谷大学経済学部講師
専門 国際協力論、開発経済学、国際保健
伊庭将也(イバ カツヤ)
京都府土地改良事業団体連合会技師
専門 農業土木、土地改良法、国際協力
新開潤一(シンカイ ジュンイチ)
近畿大学経営学部講師
専門 国際金融