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全ての書籍 阪大リーブル芸術人文科学歴史・地理 [増補版]ヨーゼフ・ラスカと宝塚交響楽団

阪大リーブル 38

[増補版]ヨーゼフ・ラスカと宝塚交響楽団

根岸 一美

紙 版

宝塚歌劇オーケストラの前身である宝塚交響楽団を指揮し,西洋音楽の普及に貢献したヨーゼフ・ラスカの生涯と作品をまとめる.

出版年月2024年03月29日
ISBN978-4-87259-647-2 C1373
判型・頁数 四六判・250ページ
定価本体2,200円(税込2,420円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

日本のブルックナー研究の第一人者である著者が,ブルックナーの本邦初演の指揮者がヨーゼフ・ラスカであることを見出したことを契機に,日本のオーケストラ黎明期に宝塚歌劇オーケストラの前身である宝塚交響楽団を指揮し,西洋音楽の普及に情熱をそそいだラスカの生涯と作品にはじめて光を当ててまとめた,音楽学史上意義深い一冊.
日本の詩歌や旋律,情景などに着想を得てラスカが創作した傑作の再現CD 付.「宝塚交響楽団定期演奏会記録」を収録した増補版.

プロローグ ラスカとの出会い
第1章 ラスカの生い立ちから来日まで
誕生
少年期
音楽院に学ぶ
ロシア収容所での音楽活動
来日、そして関西へ

第2章 宝塚音楽研究会
宝塚歌劇の始まり
宝塚少女歌劇のオーケストラ

宝塚音楽研究会
ラスカの演奏

第3章 宝塚交響楽団の成立
ラスカ指揮宝塚シンフォニー・コンサート
宝塚交響楽団の成立
第一回定期演奏会
東京の交響楽団の動向

第4章 ブルックナー作品の初演へ
ラスカによる数々の本邦初演
ブルックナー作品
朝比奈隆氏による酷評
ブルックナー演奏のこだわり

第5章 神戸女学院、貴志康一、そして山田耕筰
神戸女学院での教育・演奏活動
貴志康一への指導
山田耕筰と宝塚

第6章 作曲家ラスカ
イタリア》
シベリアにおける捕虜時代の作品
《父の愛》
《万葉集歌曲》
《組曲 奈良》
漢詩による曲
《日本の旋律》
《百人一首より七つの短歌》
《日本俳句及短歌十首》
《大管弦楽のための日本組曲》
《詩編第十三篇》br>《日本の四季》

第7章 突然の離日 そして苦難の年月
日本への再入国禁止
オーストリアへの帰国
ゲシュタポによる連行
収容所送り
アメリカ軍による解放

第8章 帰還から晩年へ
ウィーンでの生活
反戦的作曲
《朝鮮の子どもたち》
祖国愛による作曲
日本を想う《七つの俳句》

エピローグ ラスカが去った後の宝塚

ラスカの著述より

あとがき

ラスカ作品表

ラスカ略年譜

付録CD ヨーゼフ・ラスカの音楽

宝塚交響楽団定期演奏会記録
1926年(大正15年)9月18日〜1942年(昭和17年)3月14日

根岸 一美(ネギシ カズミ)

1946年埼玉県生まれ。1975年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。大阪音楽大学専任講師、大阪教育大学助教授、同教授、大阪大学文学部教授、同大学院文学研究科教授を経て、2010年-2015年まで同志社大学文学部任期付教授、大阪大学名誉教授。
1982-84年、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団研究員としてドイツ連邦共和国(ハイデルベルク大学)に留学。 
著書:『作曲家◎人と作品 ブルックナー』(音楽之友社、2006年)、
共監著:『ブルックナー/マーラー事典』(東京書籍、1993年)、『音楽学を学ぶ人のために』(世界思想社、2001年)、訳書:ヴァルター&ガブリエーレ・ザルメン『音楽家409人の肖像画③』(音楽之友社、1988
年)、ヴォルフガング・ザイフェルト『ギュンター・ヴァント』(音楽之友社、2002年)など。毎日新聞、Classic Note(旧:関西音楽新聞)などに音楽評の寄稿も行っている。

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