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大阪大学法史学研究叢書 2

プレスの自由と検閲・政治・ジェンダー

近代ドイツ・ザクセンにおける出版法制の展開

的場かおり

紙 版電子版

プレスの自由の歴史的変遷、ザクセンにおけるプレス法制の展開を扱う。当該分野におけるジェンダーの実相についても考察する。

出版年月2021年03月19日
ISBN978-4-87259-722-6 C3032
判型・頁数 A5判・342ページ
定価本体5,600円(税込6,160円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

本書は、印刷・出版にかかる自由を指す「プレスの自由」が、どのような歴史的変遷を辿り、「公論」の形成に資する機能を有していったか、また、公の安寧や秩序を維持するという名目の下で、プレス法がどのように整備されていったのかを解明することを目的に、18世紀末から1850年代までのドイツ、特にザクセンにおけるプレス法制の展開を扱った。国民の政治参加に作用するプレスが法制上どのように位置づけられたのかを考究することが本書の目的である。また、プレスやプレス法の分野におけるジェンダーの実相を解き明かすため、ルイーゼ・オットー=ペータースという女性の活動がドイツ同盟やザクセン王国のプレス法制とどのように関わりながら展開されたのかを考察する。

まえがき

第一部 近代ドイツの幕開けとプレスの自由
 はじめに
 第一章 19世紀までのプレスの自由
 第二章 19世紀前半におけるプレスの自由の展開
 第三章 ドイツ同盟のプレス法制
 おわりに
第二部 ザクセンの立憲化とプレスの自由
 はじめに
 第一章 立憲化以前のザクセンとプレス
 第二章 ザクセン憲法の制定とプレスの自由
 第三章 プレス・ポリツァイに関する命令(一八三六年命令)
 おわりに
第三部 ザクセンの自由主義とプレス、協会
 はじめに
 第一章 1820年代のザクセン自由主義とライプツィヒ大学
 第二章 『フォークトラント誌』
 第三章 プラウエン・ポーランド支援協会
 第四章 フォークトラント・プレス支援協会
 おわりに
第四部 女性の政治参加とプレス──ルイーゼ・オットー=ペータースの活動を手掛かりに
 はじめに
 第一章 1820・30年代のルイーゼとプレス
 第二章 ルイーゼと著述・検閲
 第三章 ルイーゼと政治・国家
 第四章 『女性新聞』と「オットー法」の再検証
 おわりに

あとがき
初出一覧
参考文献
索引

的場かおり(マトバカオリ)

近畿大学法学部教授

NEWS・イベント・書評等

書評・紹介 2024年2月29日

『プレスの自由と検閲・政治・ジェンダー』が『西洋史学』で書評されました

本書の書評が、日本西洋史学会『西洋史学』276号に掲載されました。評者は三成美保先生(追手門学院大学)です。「ジャーナリズムの在り方、言論人の在り方、そして、女性の政治参加の在り方を考える上で示唆に富む」


書評・紹介 2023年7月4日

『プレスの自由と検閲・政治・ジェンダー』が『法制史研究』で書評

『法制史研究』72号にて、的場かおり・著『プレスの自由と検閲・政治・ジェンダー:近代ドイツ・ザクセンにおける出版法制の展開』の書評を掲載いただきました。評者は阿部和文先生(大阪公立大)です。


受賞 2022年4月19日

『プレスの自由と検閲・政治・ジェンダー』が日本出版学会賞奨励賞を受賞しました


第43回 日本出版学会賞 奨励賞に、『プレスの自由と検閲・政治・ジェンダー:近代ドイツ・ザクセンにおける出版法制の展開』(的場かおり・著)が選ばれました。
「政治的・法律的な視点で書かれているが、出版の歴史を知り、プレスの役割と法制度について考える上で興味深い」


書評・紹介 2021年6月17日

『プレスの自由と検閲・政治・ジェンダー』(的場かおり・著)

本書の書評が6月26日付の『図書新聞』3501号に掲載されました。「ドイツのデモクラシー獲得のための闘い、歴史的葛藤の状況を描き出す」評者は木村高明先生(防衛大学校)です。

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