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アメリカ大統領図書館

歴史的変遷と活用ガイド

田中慎吾高橋慶吉山口航

紙 版電子版

アメリカ大統領図書館の全貌を明らかにした本邦初の歴史書兼リサーチガイド。14ある大統領図書館での資料調査に必携。

出版年月2024年03月31日
ISBN978-4-87259-786-8 C1000
判型・頁数 A5判・272ページ
定価本体3,000円(税込3,300円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

アメリカ大統領図書館の全貌を明らかにした本邦初の歴史書兼リサーチガイド。

歴史的価値の高さにもかかわらず、過去には失われてしまったものも多い大統領文書が、いかにして大統領図書館で保管・公開されるようになったのか。第1部では大統領図書館制度の誕生から現在に至る歴史を詳しく解説。民主主義の根幹をなす、大統領文書の管理の歴史について深く掘り下げる。

大統領図書館の資料活用は、アメリカ研究だけでなく、日本を含む世界各国の現代史研究においても意義深い。しかし日本人が大統領図書館を利用するには、情報収集の難しさやアクセスの困難さから高いハードルが存在しているのが現状だ。第2部では大統領図書館で資料調査を円滑に行う際に必要な情報をすみずみまで解説。渡米前の準備・諸手続きをはじめ、各大統領図書館へのアクセス・利用方法・所蔵資料の内容など、現地での資料調査のための情報を網羅的に提供する。

はじめに

第1部 大統領図書館の歴史的変遷

第1章 大統領図書館の誕生
第1節 ワシントンの先例
第2節 ローズヴェルト大統領図書館の設立
第3節 大統領図書館法の成立

第2章 大統領文書の公文書化
第1節 情報自由法(FOIA)の誕生
第2節 ウォーターゲート事件
第3節 大統領記録法の成立

第3章 変容し続ける大統領図書館
第1節 増大する資料・維持費と電子記録
第2節 大統領図書館の4つの役割
第3節 オバマによるデジタル化
第4節 トランプと資料の管理

第2部 各大統領図書館の紹介とリサーチ・ガイド

第4章 事前準備
事前準備0 先行研究を読み込む
事前準備1 日本国内で利用可能な資料を調査する
事前準備2 渡米の諸手続を済ませる
事前準備3 必要な持ち物を揃える
事前準備4 研究助成への申請を検討する

第5章 現地調査
第1節 アメリカ入国
第2節 宿のチェックインと滞在中
第3節 飲食店の利用
第4節 大統領図書館への入館
第5節 ロッカー
第6節 調査
第7節 閉室・退館後
第8節 アメリカ出国

第6章 ハーバート・フーバー大統領図書館

第7章 フランクリン・D・ローズヴェルト大統領図書館

第8章 ハリー・S・トルーマン大統領図書館

第9章 ドワイト・D・アイゼンハワー大統領図書館

第10章 ジョン・F・ケネディ大統領図書館

第11章 リンドン・B・ジョンソン大統領図書館

第12章 リチャード・ニクソン大統領図書館

第13章 ジェラルド・R・フォード大統領図書館

第14章 ジミー・カーター大統領図書館

第15章 ロナルド・レーガン大統領図書館

第16章 ジョージ・H・W・ブッシュ大統領図書館

第17章 ウィリアム・J・クリントン大統領図書館

第18章 ジョージ・W・ブッシュ大統領図書館

第19章 バラク・オバマ大統領図書館

第20章 ドナルド・J・トランプ大統領図書館

おわりに

付録 大統領図書館関連年表

関連法の邦訳

引用・参考文献

田中慎吾(タナカ シンゴ)

大阪経済法科大学国際学部 特別専任准教授

高橋慶吉(タカハシ ケイキチ)

大阪大学大学院法学研究科 教授

山口航(ヤマグチ ワタル)

帝京大学法学部 専任講師

NEWS・イベント・書評等

書評・紹介 2024年8月5日

『アメリカ大統領図書館』が『外交』にて紹介されました

『外交』第86号にて、『アメリカ大統領図書館:歴史的変遷と活用ガイド』を紹介いただきました。大統領選挙も佳境のこの夏、ぜひご一読ください。


書評・紹介 2024年4月25日

『アメリカ大統領図書館』が産経新聞で紹介されました

本書を産経新聞様のコラムにて紹介いただきました。「31代フーバーから43代ブッシュまで全米に点在する13の大統領図書館の活用ガイドでもあり、目を通すだけで楽しい」(NY支局長・平田雄介記者)
https://www.sankei.com/article/20240425-UOTMDQTTTBLEJFSCH3ALKIUVMA/

関連書籍