全ての書籍 政治・法律 国際家族法の理論
紙 版電子版
国際私法の第一人者が近時の論考を集大成
出版年月 | 2002年03月 |
---|---|
ISBN | 978-4-87259-083-8 C3032 |
判型・頁数 | A5判・260ページ |
定価 | 本体3,500円(税込3,850円) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
国際化の影響は、日本人の家族生活にも及び、国際結婚外国での家族生活なども珍しいことではなくなってきている。これに伴い、さまざまな紛争が生じてきているが、その中でも最も重要な問題の一つである国際家族法をめぐる諸問題について、どこの国の法律が適用されるか、どこの国の裁判所が事件を審理できるかなどを取り上げ、その現状と課題を明らかにし、解決への方向を探求する。国際私法の第一人者である著者が、近時の論考を集大成した待望の基本書。
"1章 国際家事事件の現状と課題
2章 国際家族法における法選択政策考慮
3章 国際親子法における子の利益保護
4章 国際養子縁組の準拠法
5章 法例改正への意見
6章 国際相続の準拠法
7章 国際家事事件の国際裁判管轄
8章 外国離婚判決の承認"
松岡博(マツオカ ヒロシ)
1939年 大阪市旭区に生まれる
1961年 大阪大学法学部卒業
1981年 大阪大学法学部助手・助教授を経て、同教授
1990年 大阪大学学生部長
1993年 大阪大学法学部長
1994年 大阪大学副学長(2期4年)
現在 大阪大学大学院法学研究科教授 法学博士(大阪大学)
日本学術会議会員、法制審議会臨時委員(国際裁判管轄制度部会)