カート

よく検索される書籍>外来語の基本語化自己陶冶と公的討論こどものてつがく保健・医療・介護における財源と給付の経済学哲学対話と教育モンゴル語

全ての書籍 経済・経営 やりすぎの経済学

電子書籍

やりすぎの経済学

中毒・不摂生と社会政策

ハロルド・ウィンター 著/河越正明

紙 版電子版

タバコ、酒、肥満の3つのやりすぎを知れば、全てのやりすぎを止められる。ウィットに富んだ語り口で専門用語も数式もなく説明。

出版年月2020年01月06日
ISBN978-4-87259-616-8 C0033
判型・頁数 四六判・358ページ
定価本体2,300円(税込2,530円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

人は時に、これまでの苦労を水の泡にするような不合理な行動を平気で起こす。吸いすぎ、飲みすぎ、食べすぎを知れば、すべてのやりすぎを止められる。タバコ、酒、肥満の3つのやりすぎを、ウィットに富んだ語り口で、専門用語も数式もなく説明。本書のテーマはただ一つ、「時間的非整合」のみ。人間の必ずしも合理的でない行動から、政策のあり方、(福祉)国家のあり方まで無理なく展開。

序 文
第1章 中毒の経済学
第2章 喫煙であなたは死ぬかも
第3章 あなたの健康に乾杯
第4章 食べ放題
第5章 あなたに何が一番いいかはわかっている
第6章 新しい温情主義―最終的な見解
 参考文献
 訳者あとがき
 索引 

ハロルド・ウィンター(ハロルド ウィンター)

ハロルド・ウィンター(Harold Winter)
オハイオ大学(オハイオ州アセンズ)経済学教授。著書に、Trade-Offs: An Introduction to Economic Reasoning and Social Issues, 2nd ed., University of Chicago Press (2013), The Economics of Crime: An Introduction to Rational Crime Analysis, 2nd ed., Routledge (2019)などがある。

Ohio University Collefe of Art&Science Department of Economics Professor Economics
Education:Ph.D.,University of Rochester

河越正明(カワゴエ マサアキ)

日本大学経済学部教授、大阪大学大学院医学系研究科医療経済・経営学寄附講座特任教授。専門は、日本経済、医療経済、マクロ経済。
1987年東京大学経済学部、1994年London School of Economics and Political Science (MSc.)、2017年大阪大学(博士(国際公共政策))。1987年経済企画庁に入庁し、2018年3月に内閣府を退職するまでに政策統括官(経済財政運営担当)付参事官(総括担当)、経済社会総合研究所総括政策研究官のほか、経済協力開発機構(OECD)経済局エコノミスト、(公社)日本経済研究センター主任研究員、(公財)連合総合生活開発研究所主任研究員などを歴任。2018年4月より現職。景気循環学会理事。著書に、『医療と経済』大阪大学出版会(共編著、2016年)、『グローバル化の進展とマクロ経済』慧文社(共編著、2011年)がある

NEWS・イベント・書評等

書評・紹介 2020年5月28日

『やりすぎの経済学 ―中毒・不摂生と社会政策―』

ハロルド・ウィンター(著)/河越 正明(訳)が、図書新聞(2020年5月30日)にて書評をいただきました。評者:白岩裕子「”困窮者”はどう定義されるのか―政策の実効性を追求するうえでの新しい視座を提起」


書評・紹介 2020年4月24日

『やりすぎの経済学―中毒・不摂生と社会政策』

ハロルド・ウィンター(著)河越正明(訳)「最近の書棚から:先のことはわからない?」『連合総研レポート 月間DIO』No.356,p.25(2020) 執筆は杉山豊治氏(連合総研副所長)です。こちらからお読みいただけます。
https://www.rengo-soken.or.jp/dio/2020/04/220910.html


書評・紹介 2020年3月14日

『やりすぎの経済学』

『週刊読書人』2020年3月13日号に書評が掲載されました。「経済学的視点から「中毒財」を論じる」(評者:森知春氏)
https://dokushojin.com/article.html?i=6765


書評・紹介 2020年3月2日

『やりすぎの経済学 中毒・不摂生と社会政策』

『日本経済新聞』2020年2月29日書評欄短評にて紹介されました。


書評・紹介 2020年2月14日

『やりすぎの経済学-中毒・不摂生と社会政策』

『エコノミスト』2月18日号「話題の本」コーナーでご紹介いただきました。