全ての書籍 シリーズ・叢書//歴史・地理/経済・経営 近代大阪経済史
紙 版
大阪経済の移り変わりを当時の企業家たちを紹介しながら丁寧に解説。
出版年月 | 2006年08月 |
---|---|
ISBN | 978-4-87259-153-8 C3033 |
判型・頁数 | A5判・294ページ |
定価 | 本体2,000円(税込2,200円) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |

本書は、大阪市を中心とする大阪府の経済の近代史を記述した教科書である。本来の起点は明治維新であるが、前提として江戸時代の経済史に関する最低限の理解が必要であるので、その素描から出発することにした。終点は日中戦争が勃発する直前の1937年半ばである。江戸時代以来、市場経済が高度に展開していた大阪が、統制経済に組み込まれ、大きく変貌していく戦時期以降についてもふれ、大阪経済の移り変わりを当時の企業家たちを紹介しながら丁寧に解説。
1 近世の大阪経済
2 大阪経済の蘇生
3 大阪の大富豪(1)−住友家事業の発展
4 大阪の大富豪(2)−鴻池の発展と停滞
5 近代大阪の製造業
6 工業化の基盤整備
7 「東洋のマンチェスター」
8 「東洋のマンチェスター」を支えた企業家たち
9 大阪の商業と金融業
10 中小企業の発展
11 大阪の労働者たち
12 「大大阪」の時代
13 「大大阪」の行政−関一市政の展開
14 大阪砲兵工廠