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対人関係構築プロセスの会話分析

今田 恵美

紙 版

外国人留学生と日本人学生が日常会話を通して構築する関係を,会話分析の手法を用いて分析.

出版年月2015年02月01日
ISBN978-4-87259-479-9 C3080
判型・頁数 A5判・220ページ
定価本体5,600円(税込6,160円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

外国人留学生と日本人学生が日常会話を通して関係を構築していくダイナミックなプロセスを,1年間に渡って採録した会話分析の手法を用いて分析する.社会文化的属性による違いを前提とせず,会話そのものから,話者同士がどのような立場を前景化させて相互行為に参与しているのかを読み解くことで,彼らの関係構築円滑化のための普遍的な会話装置「褒め」「自己卑下」「遊びとしての対立」を明らかにする.

第1 章対人関係構築と会話分析
第1 節留学生と日本人学生の関係構築の課題
第2 節成員カテゴリー化と関係構築
第3 節会話分析と関係構築
第4 節本書の構成

第2 章異文化間コミュニケーションにおける対人関係構築研究の展開
第1 節関係構築に関する先行研究
第2 節異文化間コミュニケーションに関する先行研究
第3 節本書の課題

第3 章研究方法と会話資料―日常会話を対人関係構築の視点から分析すること―
第1 節会話分析
第2節分析資料―留学生と日本人学生の通時的日常会話データ―

第4 章自己紹介場面に見る関係構築
第1 節関係構築の第一歩としての自己紹介
第2 節自己紹介に関する先行研究の検討
第3 節分析方法
第4 節分析1 ― 新入生歓迎会での自己紹介―
第5 節分析2 ― 自己紹介に期待するものと場の制約―
第6節まとめ

第5 章褒めと自己卑下の変化に見る関係構築
第1 節「褒め」が対人関係構築に果たす役割
第2 節「褒め」と「自己卑下」に関する先行研究
第3 節「褒め」と「自己卑下」の分析方法
第4 節「褒め」と「自己卑下」の分析と考察
第5節まとめ

第6 章「遊びとしての対立」に見る関係構築
第1 節「遊びとしての対立」が関係構築に果たす役割
第2 節先行研究の検討―「悪口」はどのようにして「冗談」になるのか―
第3 節分析方法
第4節分析と考察―「冗談関係」の構築プロセスと「からかい」の対象―
第5 節まとめ― 冗談関係の構築、成員カテゴリー化―

第7章結論― 円滑な対人関係構築に向けて―
第1 節本書の課題と成果
第2 節今後の課題と展望
第3 節終わりに

あとがき
初出一覧
参考文献
人名索引
事項索引

今田 恵美(イマダ エミ)

〈略歴〉大阪府生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了。博士(言語文化学)。2013年4 月より立命館大学国際教育推進機構嘱託講師。
〈専門〉日本語教育学、会話分析。
〈主著〉「接触場面の初対面会話における“tying-practice”」『日本語・日本文化研究』第19 号2009、「留学生と日本人学生の関係形成の様相―歓迎会における自己紹介場面データをもとに―」『大阪大学言語文化学』、第21 号2012、他。